HOME統一教会とは?霊界観と聖和

統一教会の霊界観

統一教会では、「死」は永遠の世界(霊界)への旅立ちだと考えています。
胎児は親より栄養を受けながら育ち、胎内という世界から離れ、この世に生まれます。同じように、人は地上での生活の中で愛を受けながら育ち、「死」によってこの世界から離れ、霊界へと旅立つのです。


聖和式では、故人を感謝と希望を持って霊界へと送り出し、聖和祝祭では先に旅立った故人を偲び、常に守り導いてくださっていることへの感謝の思いを捧げます。
また、
還元祈願礼式では、霊界にいる故人・先祖の方々に思いをよせ、所願成就と先祖の解怨を祈ります。
このように教会員の信仰生活は、霊界と深く結びついています。
 

聖和式とは

昆虫が硬い殻を取り除き、繭から出てくる瞬間は新しい世界の始まりです。統一教会では、死はすべてが無に帰る終わりの時ではなく、肉身を脱ぎ捨て、真の愛を呼吸して暮らす霊界へと出発する、新たな旅立ちの時だと考えています。地上で真の愛に生きた人を、感謝と喜びで霊界に送る儀式を聖和式と呼んでいます。

 

聖和祝祭について

霊界にいる先祖や故人に心から敬意と感謝を捧げるのが慰霊祭です。天と地、そして家族が和して一つとなり、永遠なる神様の愛を確認するとともに、先祖が地上で果たせなかったことを、私たちが代わりに成すことを誓う時間ともなります。統一教会では、毎年6月に全日本聖和祝祭を執り行い、家族やゆかりの人が集って先に旅立った故人を偲ぶ伝統があります。

  
尾瀬霊園                     毎年6月に行われる統一慰霊祭      先人たちを慰める行事