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木更津教会の礼拝と説教

木更津教会で毎週日曜日午前10時半より行われている礼拝の説教を掲載しております。

 題目 「復帰摂理の最終章」   2011年5月15日    教会長

【み言葉】天聖経 真の神様の祖国光復第6章

人間始祖が堕落したのち、救いの摂理を展開してこられた神様は、アダムから二千年後にアブラハムを探し立てられ、その後孫を選民とされ、新しい家庭、氏族、民族を編成されましたが、それが正にイスラエル民族です。メシヤを迎えるための勝利的な基台の上に召命された選民がユダヤ民族だったので、将来メシヤを実体として迎えるための主流民族になったのです。その主流の要を求めていくと、人間始祖アダム・エバができなかった使命を再現するための基準と理念が必要ですが、それが正にメシヤ思想であり、クリスチャンの立場から見れば、新婦思想です。主を新郎として迎えるための新婦としての資格を準備することが、最も重要なキリスト教の使命なのです。
 このような莫大な使命をもっていたのに、ユダヤ民族がイエス様を十字架で処刑することによって、第一イスラエルとして召命されたユダヤ民族は流れ去ってしまい、第二イスラエルであるキリスト教がその使命を継承してきたのです。この一つの目的を中心として神様は六千年の摂理をしてこられましたが、その摂理の終盤が、今のこの時代なのです。
 それではメシヤ思想の核心とは何でしょうか。それは世界を救い、統一させるための思想であり、本然の理想家庭を建設することのできる教えであり、人間始祖が堕落によって失ってしまった位置である真の父母の立場を取り戻すことです

説教骨子】

宗教が目指している最終的ゴールは何でしょうか。全ての宗教の目的は平和でしあわせな世界を目指しています。しかし、その結論を導くための最終的な方法については不明確です。これまでの宗教は現代人の諸問題を根本的に解決することが出来ませんでした。
キリスト教には明確な歴史観がなく、共産主義の歴史観を克服できませんでした。また、キリスト教の使命は新婦の立場として新郎であるメシアを迎えることが第一の使命でありました。しかし、その使命を果たすことが出来ず、再臨主を迎えるたことが出来なかったため、自己の懐からすくすくと育っていく共産主義に対して何ら対策を打つことが出来ませんでした。

しかし、統一教会は他の宗教にない歴史観をもっています。また、共産主義の歴史観を越えるものをもっています。統一原理は人類の歴史が如何にして始まりいかなる法則で進んできたかを、そしていかなる方向に向かっているかを明確にしています。統一原理は人類の歴史が神の復帰摂理歴史であり、堕落した人間を救済する再創造の歴史であると解いているのです。つまり、堕落した歴史には必ず終わりがあり、その終わりに来られる方がメシアです。メシアとは何でしょうか。どのようなお方でしょうか。人類歴史は何の歴史かといえば、メシアを迎えるための歴史です。メシアとはすなわち真の父母です。人類歴史は真の父母を復帰する歴史であります。ですから、すべての宗教の最終的ゴールも真の父母を探し出すためです。

江戸期の末期から明治にかけて多くの新宗教が現れました。天理教、金光教、大本等の教派神道と言われた新宗教は、弥勒信仰をもっているものが多くあります。弥勒菩薩とは誰でしょうか。56億7000万年後に来られる弥勒菩薩とは文鮮明先生のことです。弥勒菩薩とはキリスト教で言えばメシアであります。メシアが来て何をするのでしょうか。一つの国の主権と国土と国民を取り戻して世界を取り戻すのです。

すべての宗教は同じ一つの目的に向かって一つにならなければならない時が来ました。これから人類の救世主として来られた真の父母を中心として、あらゆる宗教が垣根を越えて一つになり、一つの目的に向かって行く時が来ます。それがいつかと言えばまさに今なのです。文鮮明先生は天一国創建の起源節を宣布しました。その日は2013年1月13日です。この日まであと648日です。私たちは復帰摂理の最終章を歩んでいます。私たちは人類歴史の中でたぐいまれな時に生れました。堕落した人類歴史が終わる時がきます。真の父母が現れることによって人類歴史の大転換を起きるのです。統一教会には真の父母がいます。これが他の宗教と違うところです。復帰摂理の最終章は劇的でドラマチックな歩みが必要です。我々は復帰摂理の主人として主役として懇親の力を振り絞り人類を平和と幸福な世界に導いていかなければならない使命があるのです。



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